ハチミツとクローバー

生視聴。気味。


>ドラマティック6月29日リリース。
来週ですか。やっとこさですな。


と、いうことで第9話。原作の16話・17話がなされていました。
久しぶりに「原作の2話分=アニメの1話分」となったのですが。
コミックス3話の根幹となるアイテムであるところの「ブローチ」が出てくるお話なんですけど、まぁどこにもかしこにもアニメ1話使ってはられませんからねぇ、とは。
多分次回は「原作1話=アニメ1話」と言う構成なんでしょうが。観覧車は(真山サイドにとって特に)重要な要素なので。


>山田さん、モノローグ。
初期ではこういったモノローグが挿入されなかったので男性側の視点で語ろうとしていたのかな、と思っていたのですけどそうでもなさそうで…


>森田さん。
森田さんも大変だなぁ



>Aパート:相違点
・「風見鶏」の挿入。(山田さんが花本研究室に行く前・森田さんがロールケーキを奪って逃げたあと)
風見鶏はアニメのハチクロでは特に重要なモチーフとして描かれています。
勿論「ただ入れて見た」だけではないでしょう。
山田さんが研究室に行ったときに「回り始めた」風見鶏、そして森田さんがロールケーキを奪って逃げたあとには速度を増して回っているそれ。
それは「山田さんの恋」を象徴しているのでしょうな。そして多分これからも「予告」「象徴」としてそれは使われると。
多分自分が気付いていないだけで、これまでも使われていたのでしょう。しかしビデオがないので確認する術はなし。


・森田さんの創作現場を見る前にはぐがこけるか、こけないか
これは単に「別に必要ない」と思ってアニメ製作者側が入れるのをやめたのでしょうが。
こけた結果により漫画では「下の方から森田さんを見上げる」と言う視点になったことは大きいのではないかな、と変更されてそう思います。
だからアニメでもこけとけ、と言うわけではありませんが。


・ミルクが溢れるシーンの挿入
原作ではミルクは鍋に掛けられただけ。それ以上の描写はありません。
しかしアニメでは
「ミルクが沸騰して溢れるシーン」
「ミルクの膜が鍋についている絵」
が挿入。
風見鶏のシーンを考えると、これも恋心を象徴しているものと考えられましょうか。
溢れる恋心、か。ちょっと穿った見方に過ぎるかもしれませんけど。


・回る2つの車輪
小さいそれと、大きいそれの交錯。
こちら側は車輪ですか。大きいそれ(森田さんの恋心?)が何故か半分しか映らないと。


>来週の「ハチミツとクローバー」はお休みします。
なんですとー。
と言うことで来週の深夜はアニメ見ないということに相成りました。
しかし只でさえ1週とちょっと(4日)遅れているのにこれ以上遅れるのは


>Bパート。
「なんだってー!」by森田さん
→「来週の「ハチミツとクローバー」はお休みします。」字幕
森田さんと心情を共有できたよ!


>Bパート:相違点
・冒頭、森田さんの登場箇所が違う
原作では森田さんが会話中に割り込んでくるのですが、アニメでは最初から登場。
そうした意味はまぁこの方がテンポが良さそうだから、というような単純な(車輪や風見鶏に比べて)ものなのでしょう。
「お休みします」の字幕にあわせたんだったら神だ。


・「眠り姫」の話はなし。
まぁ此処はアニメスタッフは削るだろうなぁ、と。
個人的には「♪しのぶのにんはにんじゃのにん」があって非常に満足でしたが。


・竹本くんモノローグ少々変更
これは漫画での「?」というのを読ませにくいからでしょう。


・風見鶏。
ここでも。此処で回っているのははぐサイドの恋心なんですが「誰が」と言う区別はなく使われるものなんでしょうかね。
これまでの分をきちんと見ていないから良く分かりませんけど。


・「おやつは木になってた」話も削除。
まぁこれは。


・「スーパーシュウエー」は変更ナシ。
変更ナシですが。
此処は変更してくるもんかと思ってた。


・直後のお年寄りが不安がるシーンはなし。
まぁこれも。


・またも車輪は回る。
竹本君の自転車の車輪ですけどもね。
しかし原作では「回っている車輪」には焦点は向けられていませんでした。
これは竹本くんが動かしていることからも解るように「竹本君の恋心」が回っているんですの。


・森田さん「ゴム人間!」
特に意味はないとの事です。
ヨークシャーじゃないのか。


うーん。確かに回ってますね。回りまくってます
これまで(7話以外に関しては)挿入がない、と不満を漏らしていたのですけどそうでもないな、と言った感じ。
EDも回ってますしついでにワルツのように回りながら。