民主主義は完全に善です

というのが,地味に蔓延してるよなぁと,
今回の相撲の件にて思ったこと.
「暗黙の了解」だとかが偉くまかり通ってたのが江戸以前,まぁ恐らくは昭和前期ぐらいまでの日本で.
いろんな人事であるとかが話し合いで決定していたと.
よく言われる言葉では,「談合」ってやつ.


そこからまぁ戦後ぐらいから表立って「そう言うのは良くないよね」という流れが出来て(まぁ大正当たりからそういうことが有ったには有ったでしょうが,ちゃんとした流れが出来たのは恐らく戦争終わってから.),今ではまぁオープンであれば良い,あと多数決で決まらなかったことってのはダメ,ぐらいの空気は出来てます.


でも日本の特徴である「話し合い文化」にも結構いいことって有るようには思えて.
とりあえず皆に有る程度の利益が回っていって,皆WinWinでやれるためですが.
んまぁそういうことやってたら政治やら経済やら企業やらは国際競争力がなくなるんでダメなんでしょうけど.


でも相撲はどうだろう.別に外国に競争する相手はいないし.
却って(政治やらでなくなっていく分)相撲にこそそういう文化って残して行ったほうがいいんじゃないのかなと.
そんなことを思って見たり見なかったりしてます.
んだから,(ヤツ自身の言ってる事は全然わからんが)貴乃花の「改革」には結構反対,ということで.
なんかそういう大切にして欲しいところをかえちゃいそうなので.


まぁ理事選なんか見てると結構「談合がなせる出来レース」がまだまだ健在ぽいので,数年はこのままなんかなとは思いますけども.その理事選にしてみても歴史は浅いらしいですし(ちょっと見たTVの報道に依ると1966年からなんだとか.多分しぶしぶ導入したんだろうなぁとかちょっと)