イルカ特集@テレビ東京

和歌山県太地町のイルカ漁を取り上げたドキュメンタリが海外の保護団体によって作られている,という話から始まる特集を見ました.
イルカ漁に対する保護組織からの反発は強い,ということをただ単に特集したものに過ぎず,
彼らがイルカ漁の「何」を問題としていて,そのことに対してどうすればいいのか,というところまで踏み込んでいけなかったところに食い足りなさを感じましたが.


なんだか釈然としないのは保護派からは「イルカや鯨は賢い動物なのにかわいそう」という声しかきかれないよなぁということで.
え,それって単独で保護に踏み切れる(=イルカ漁によって生計を立てている漁民の生活を立ち行かなくさせる)ぐらいに強い理由なのか?とか思うわけで.
かつて鯨について聞かれた「絶滅に瀕している」というのはイルカについても,鯨についても現在は当たらないし.
と,考えた処で「利権ですよ」という思いっきり不毛な意見が出たりとかしたけど.


水産庁のかたの「彼らは目立たないと活動資金が得られないので,無視をするのが一番だ」という発言は結構印象深かったかなとは思います.