すこし

perfumeの新しいシングルがオリコンチャートデイリー3位と好調らしいです.
そうか.こういう音楽もそれなりに市民権を得られる時代なのか.


http://blog.livedoor.jp/ustan777/archives/51194983.html
尤も,↑を見る限りではオリコンチャート自体がもう全然説得力を持たなくなってきてるのかもしれませんが.2.5万枚で1位を取る時代だとか.
この低調具合は80年代後半(88年の1位が確か30万を切ったのだっけ.)の「レコード→(テープ→)CD」への転換期を彷彿とさせます.CDはもう音楽を聴くためのメディアではない,と考えられますがしかし,今回の場合はCDに代わる調査対象って何になるのかなぁというのは悩みどころではあるにはあるか.着うたのダウンロード件数が妥当では有りそうではあるのですけど.


自分がオリコンウィークリー買ってたころ(90年代後半)は,100位が3000枚ぐらいの水準だったんですけどね.(20位ぐらいまでは1万枚,ぐらいの水準だった気が)時代は変わるもので.
CDも出たてのころは「コンパクトでしかも劣化がないメディアだ!」と勢いがあったのですけどね.時代は更にコンパクトを求めてしまった結果,こういうことに.まさかデータで持ち歩く時代が来るとは.(MDが素晴らしいものだと思ってた時代があったっけ,と遠い目を)


因んで,「CDが売れなくなったのは昨今の音楽がつまらなくなったからだ」って論には迎合しないつもりです.つまらないと思うのは単純に我々が年を取った所為だと思うのですよ.(自分の場合は90年代の)「良い曲」は一回り上の世代にとっては「普通の曲」だったりすることを考えると.